こんにちは!
みなさんグラスの違いによってドリンクの味が変わることをご存知ですか?
コーヒーだったら陶器のカップで
カクテルは薄いグラスだったりするよね!
でも正直どう変わるのかわからない。。。
では、グラスによってどう変わるかなど
説明していきますね!
本記事ではグラスによって変わる視覚効果や味覚効果について紹介していきます。
実際にグラスによって味は変わるの?
結論から言うと、変わります!
「味わう」と言うのは舌で感じる味や、口内や喉越しで感じる食感以外からも情報を得て、影響されています。
一度同じドリンクを当たりの薄いグラスとコーヒーカップに入れて味を比べてみるとその味の違いにびっくりするのではないでしょうか。
味覚効果
グラスは形状や厚さによって飲む際の舌に当たる部分と、そのあたり方で味わいが変わります。
例えばスッキリ感じさせたい場合は舌に液体が鋭利に当たるカクテルグラスやうすはりグラスにすることで直接的な味わいになります。
逆に甘く感じさせたい場合は、丸みのある陶器にすると口当たりがソフトになるので、トロミがあるようにマイルドな印象を与えることができるのです。
なるほど!
確かに口をつけてから飲むまでの口当たりが違うね!
そう!
飲食店に出てくるグラスにはちゃんと理由があるんだね
視覚効果
ドリンクの見た目は、飲む前のイメージを作るのにとても重要な役割があります。
見た目から感じる感覚を視覚効果といい、例えば量が多く入るグラスでも厚さが薄いとスッキリした印象に、量が少なく、縁の厚いものは濃い味わいの印象になります。
種類別の特徴
では、どのような違いがあるのでしょうか。
以下にそれぞれの特徴と強度、口当たりの違いを表にまとめました。
種類 | 特徴 | 強度 | 口当たり |
---|---|---|---|
カクテルグラス | 洗練されたデザインが多く、カクテルに最適。 細長いステム(脚)付き。 | 比較的脆く、割れやすい。 | 薄く滑らかで、カクテルの風味を引き立てる。 |
ワイングラス | 赤ワイン用、白ワイン用など形状が異なる。 香りを楽しむための設計。 | カクテルグラスよりやや強度が高いが、やはり割れやすい。 | 口当たりは滑らかで、ワインの風味を楽しめる。 |
陶器 | 温かみのある質感で、和食器や茶器に使用。 デザインが多様。 | 割れにくいが、落とすと破損しやすい。 | 厚みがあり、口当たりはやや重いが、温かみがある。 |
薄はりグラス | 非常に薄いガラスで作られており、飲み物の風味を引き立てる。 | 極めて繊細で、扱いに注意が必要。 | 非常に薄く繊細で、飲み物の繊細な風味をダイレクトに感じられる。 |
カクテルグラス
ストレートに液体が舌に当たる為、鋭利な印象を与えます。
カクテルグラスはその名の通りショートカクテルを飲む時に用いられ、容量は75〜90ml程度。
ショートドリンクは温度が上がると味が落ちるため、飲む時は脚の部分を持ち、5〜15分位で飲み干すのが好ましいです。
ワイングラス
薄い飲み口でドリンクを感じやすい形状になっています。
ワインの種類によって形は異なるがふっくらしてるボディによって、ワインの香りや味を最大限に引き出して香りを逃さないといった特徴があります。
陶器の器
柔らかな曲線に、厚みのある縁で優しい舌触りになります。
また、ザラザラした口当たりのものは苦く感じ、ツルツルした口当たりのものは甘く感じると言われています。
薄はりグラス
容量が多く縁が薄い分、味をしっかり味わえる。
縁が薄ければ薄いほど、味は鋭利になります。炭酸系のものを入れるとスッキリして相性抜群!
まとめ
それぞれの特徴を踏まえておいたら
新しい発見ができるかも
種類 | 特徴 | 強度 | 口当たり |
---|---|---|---|
カクテルグラス | 洗練されたデザイン。 細長いステム(脚)付き。 | 比較的脆く、割れやすい。 | 薄く滑らか |
ワイングラス | 香りを楽しむための設計。 | 割れやすい。 | 滑らかで、ワインの風味を楽しめる |
陶器 | 温かみのある質感。 デザインが多様。 | 割れにくいが、落とすと破損しやすい。 | 厚みがあり、温かみがある |
薄はりグラス | 非常に薄いガラス。 飲み物の風味を引き立てる。 | 繊細で、扱いに注意 | 飲み物の繊細な風味をダイレクトに感じられる |
視覚的にも味覚的にも新しい世界に連れて行ってくれるので、グラスにも少しこだわってみたいものですね。